国による緊急事態宣言延長と県の対応を受けた休業要請について

　町民の皆様には、新型コロナウイルスの感染拡大防止にご協力をいただきありがとうございます。また、この大型連休では町の要請に多くの皆さんに協力いただき一定の成果を挙げているものと感謝申し上げます。
　昨日、国では特別措置法（特措法）による緊急事態宣言の期限がこれまでの期間から延長決定され、5月31日までとなりました。説明では5月14日頃に改めて専門家会議で分析をして、その結果によっては短縮もあるとの事ですが、現状での決定事項は今月いっぱいとの事です。
　この決定を受けて、静岡県では5月5日に対策会議を行い、5月7日から5月17日まで特措法に基づき多数の方が利用する施設等の休業要請を行いました。

　河津町では大型連休期間に休業要請したのと同様に、県の特措法による休業要請発令を受け、継続的な感染防止を目指し、特定警戒都道府県など県外からの移動者の対策の一環として、5月9日（土）から5月17日（日）までの期間について、宿泊業や料理飲食業など指定する業種（前回同様とします。ただしテイクアウト及び宅配サービスは可）の休業要請を致します。また、対象の休業した事業者に新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う休業要請協力金として協力金一律10万円の措置を図ることとしました。
（正式決定は、議会議決後になります）

　
　国では新しい生活様式の提案がなされ、日常生活での注意事項が具体的に示されております。これからも続くであろうウイルス対策を生活の仕方によって防ぐことができるものとされています。特に、次の3つが大事であるとも言われています。
　① 感染しない距離を保つ。
　② マスクの着用。
　③ こまめな手洗い。
　その他にも注意点はありますが、是非とも実行されるようお願いします。
国では出口が見えつつあると言われながらも、町民の皆さんには大変なご心配とご負担とご苦労をかけております。何としても河津町から感染者を出さないため、また命を守るためにも、それぞれがこれからも感染防止対策へのご協力をお願いします。

令和2年5月5日　　河津町長　岸　重宏