行政情報
町長の部屋へようこそ
こんにちは、河津町長の岸重宏です。
8月定例記者会見 町長あいさつ
1.観光庁オーバーツーリズムの未然防止・抑制事業補助金採択について
観光庁では、オーバーツーリズムの未然防止・抑制事業補助金の2次募集申請を受けて、河津町を含む43件を採択しました。
本事業は地方公共団体や登録DMO、民間事業者などを対象に、オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向け、協議の場の設置、計画策定による取り組みを支援するものです。
採択事業43件のうち、「地域一体型」が7件で、「実証・個別型」が36件、河津町は地域一体型で、宮城県蔵王町、長野県野沢温泉村、三重県明和町、京都府南丹市、高知県いの町、沖縄県と共に採択されました。
河津町計画は、「河津桜まつり」渋滞・駐車場問題緩和による、地域一体で作る観光地計画です。
具体的には駐車場の混雑情報がない現状を改善、リアルタイムな駐車場の可視化による適正な運用と駐車場難民の減少を目指すものです。13基のIPカメラと47カ所の駐車場から手動入力により、最新の駐車場空き情報をリアルタイムWEB発信、自家用車来場での混雑を分散して域内回遊促進を目的に行います。
また併せて、河津桜まつり期間中にGPSデータ等による行動分析と回遊導線の把握による、混雑緩和や河津桜まつり需要の平準化に向けたデータの取得分析や適正な回遊計画の立案など交通緩和対策に向けた検証などを行います。
予算措置は9月定例議会の補正予算計上を予定しております。
主な予算関係は次の通りです。
(事業主体)河津町
(予 算 案)駐車場可視化事業 約2,191万円
(うち国補助金2/3 約1,594万円)
人流調査、分析事業 約185万円
(うち国補助金2/3 約123万円)
*参考
この他にも、観光協会事業として、「伊豆の踊子」地域共創プロジェクト~愛してやまない河津町民の思い~が観光庁の補助事業として採択されました。
事業は新しい観光地づくりとして、「踊り子御朱印掛け軸」や歴史文学に触れる「伊豆の踊子」体験、踊り子弁当の開発などを予定しております。
(事業費)
約770万円(うち国補助金550万円)
*関連町予算は9月議会で補正予定
2.アマギアマチャ推進協議会(仮称)設立について
アマギアマチャは伊豆地域のみに自生するヤマアジサイの変種の1系統で、甘い飲料を製造できることから古くから伊豆地域で利用されて来ており、近年は鹿による食害や、需要の落ち込みなどによりあまり利用がされなくなっています。
河津町では、甘茶が涅槃像に関する仏事にかかわる事などから、主に沢田地区、谷津地区、見高入谷区などで利活用がはかられ、町の新たな特産品として活用すべく、生産の拡大と利活用の促進に向けて取り組みが始まっています。
この度、生産者や関係団体等などで組織する「アマギアマチャ推進協議会(仮称)」を立ち上げて、相互の交流や生産管理工程の統一、静岡市で開催される「世界お茶まつり」への出展や製品の販売及びPRを行う予定です。
令和7年8月25日
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