町長から町民の皆さんへのお願い（令和2年12月11日）

河津町長　岸　重宏

ＳＴＯＰ！　コロナ差別
～今こそ、思いやりの心を持って～

　新型コロナウイルス感染症が拡大する中、誤解、偏見により、感染者と濃厚接触者、医療従事者、感染者が確認された事業所およびその家族に対し、誹謗・中傷やいじめ、差別的な対応といった人権被害が増加しています。
　これまでも、｢コロナ差別｣について機会があるごとにお願いしてきましたが、第3波といわれる感染拡大傾向の中、これからも一人ひとりの人権を大事にする町であってほしい思いから、町民の皆さんに再度お願いをすることとしました。

　新型コロナウイルス感染症は誰にでも感染するリスクがあります。感染者＝悪者ではありません。不安な気持ちはみんな一緒です。私たちが向き合うべきはウイルスです。
　特に感染者と濃厚接触者、医療従事者、感染者が確認された事業所およびその家族に対し、不当な差別や偏見、いじめ、根拠のない不確かなSNSでの心ない情報の書き込みや言動は、町内町外を問わず決して許されません。
　一人ひとりが互いの立場に立ち、温かい思いやりをもって、支えながらこの難局を乗り越えていきましょう。町民の皆さんの冷静な行動とご協力をよろしくお願いします。